【岡山県のモンゴル】石垣館長の恐竜画が切手のモチーフとして採用/日本とモンゴル外交関係樹立50周年の特殊切手/6月15日に日本郵便が70万シート発行

日本とモンゴルの外交関係樹立50周年を記念して、6月15日に日本郵便が発行する切手シートに、岡山理科大学恐竜学博物館の石垣忍館長が描いた恐竜の復元画をモチーフにしたデザインが採用されました。
切手シートは84円切手10枚で、1シート840円。モンゴルの移動式住居やラクダ、オオカミ、イトウなどが1枚ずつに描かれ、うち1枚は石垣館長ら調査隊が2018年に発見した世界最大級の鳥脚類の足跡を説明するために描いたサフロロフスの復元画をもとにデザインされています。シートの余白スペースには2016~17年に調査隊が発見した世界最大級の竜脚類の足跡化石説明用に描いた復元画もあしらわれています。
切手のデザイナーがたまたま理大のホームページを閲覧し、斜め上から描かれた独特のアングルとほのぼのとした雰囲気が、デザインコンセプトとマッチしたそうです。サフロロフスの復元には理大生物地球学部の高崎竜司研究員も協力しました。
石垣館長は「モンゴルとの友好に恐竜が貢献できればありがたいことです」と話しています。