「かつて、日本やアメリカの映画、テレビで描かれたモンゴル」その2
アメリカのTV映画『タイムトンネル』シリーズより
「マルコポーロの謎」

1967年から日本でも放映が開始された。
「タイムトンネル」という装置で、二人の科学者が、過去や未来を旅するという内容。
この番組はその後何度も再放送され、絶大な人気を誇った。
シリーズの中で一度だけ、モンゴルが出てくる。
それがこの「マルコポーロの謎」だ。
原題は、なんともはや「Attack of the Barbarians」

これにはチンギス・ハーンは出て来ない。
既にフビライハンの時代になっており、あの「東方見聞録」を書いたマルコポーロが、フビライに重用されて、モンゴル帝国に滞在していた。
物語はそのマルコポーロを中心に展開する。
そして、このドラマの中で、彼に敵対する相手としてチンギス・ハーンの孫、バトゥが登場する。





歴史的、民族的な検証は抜きにして、当時のアメリカ人がモンゴル帝国をどう見ていたかという点で興味深い。♣
*この「マルコポーロの謎」は
Youtubeで英語版、ニコニコ動画で日本語版が視聴可能。
但し、いづれもフレーム、画質、音声に難点あり。