モンゴル国|モンゴルの地方行政区分地図

日本の県にあたるアイマクが21設置されており、県には郡にあたるソムが347、さらにその下に村にあたる1681のバグが属する。各ソムの人口は3,000人ほどで、バグは50 - 100家族ほどで構成されている。世界的に見ても都市への人口集中が高い国である。
(2001年のアジア開発銀行資料より)
モンゴルの地方行政区分地図
1.ウランバートル市 (Улаанбаатар хот, Ulaanbaatar hot)
2.オルホン県(Орхон, Orhon)
3.ダルハン・オール県(Дархан-Уул, Darhan-Uul)
4.ヘンティー県(Хэнтий, Hentiy)
5.フブスグル県(Хөвсгөл, Hövsgöl)
6.ホブド県(Ховд, Hovd)
7.オブス県(Увс, Uvs)
8.トゥブ県(Төв, Töv)
9.セレンゲ県(Сэлэнгэ, Selenge)
10.スフバータル県(Сүхбаатар, Sühbaatar)
11.ウムヌゴビ県(Өмнөговь, Ömnögovĭ)
12.ウブルハンガイ県(Өвөрхангай, Övörhangay)
13.ザブハン県(Завхан, Zavhan)
14.ドンドゴビ県(Дундговь, Dundgovĭ)
15.ドルノド県(Дорнод, Dornod)
16.ドルノゴビ県(Дорноговь, Dornogovĭ)
17.ゴビスンベル県(Говьсүмбэр, Govĭsümber)
18.ゴビ・アルタイ県(Говь-Алтай, Govĭ-Altay)
19.ボルガン県(Булган, Bulgan)
20.バヤンホンゴル県(Баянхонгор, Bayanhongor)
21.バヤン・ウルギー県(Баян-Өлгий, Bayan-Ölgiy)
22.アルハンガイ県(Архангай, Arhangay)
モンゴル国
モンゴル国は、東アジア北部に位置する共和制国家。首都はウランバートル。東と南の二方向を中国内モンゴル自治区と、西を新疆ウイグル自治区、北をロシア連邦とそれぞれ接する内陸国である。モンゴル高原のうち、外蒙古と呼ばれたゴビ砂漠以北の一帯にほぼ該当する領域を国土とし、国連加盟国の中で人口密度が最も低い国である。
歴史
19世紀、外モンゴルから内モンゴルにかけては、清朝の支配下に置かれていた。20世紀に入ると清朝は北方の自国領の人口密度を高くすることでロシア帝国側の侵略を防ぐ政策を実施し、それまでの辺境への漢人入植制限を廃止した。内モンゴルでは遊牧地が漢人により耕地に変えられ、モンゴル民族のうちに反漢・独立感情が高まり、反漢暴動が頻発した。中には貴族のトクトホのように「馬賊」となり漢人襲撃を繰り返す者もいた。
一方で知識人ハイシャンらは漢人商人の活動に反発を覚え、いまだ危機感の薄かった外モンゴル地域と連携して独立を達成することを画策。外モンゴル貴族のツェレンチミドらと協力し外モンゴル諸侯に独立のための説得工作を行った。
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