【新潟県のモンゴル】在新潟モンゴル国名誉領事館
- mongoliawalker
- Mar 31, 2022
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ごあいさつ
モンゴル国と日本の外交関係が樹立されたのは、今から丁度50年前の1972年でした。
当時はダイレクトに日本に飛ぶ便利な飛行機もなく、首都ウランバートルから、旧ソ連のイルクーツクへ、さらにハバロフスクから新潟で入国し、更に列車で東京へ。そのような時代を経ておりますので、モンゴルの外交官にとって、新潟は忘れられない思い出の地です。
日本にモンゴル国の名誉領事館は、札幌、名古屋、大阪、福岡とあり、5番目に設置されたのが新潟市です。現在は大阪ではモンゴル国自前の総領事館が設けられ、その後、神奈川県相模原市、徳島県にも名誉領事館が設置されました。
私自身のモンゴル国と最初の関わりは1997年にウランバートルで開かれた「第7回北東アジア経済会議」です。北東アジアの発展に関心をもつ者の一人として参加しました。初めて訪れたモンゴル国では大歓迎を受け、若手財界人との懇談会にも出席しました。モンゴル事情はよく分からないながらも、私は経済・技術協力の重要性を説きました。2006年、建国800年祭では、国をあげてのナーダムを見学しました。個人的な興味は別として、私の実際のモンゴル体験はこの程度のものでした。
2006年秋、モンゴル国名誉領事就任の要請を受けました。私の北東アジアとの付き合いは、もっぱら中国、韓国であり、モンゴル国については、お付き合いはないと思い固辞しました。
それでも「同じ北東アジア地域である上、新潟を中心とした環日本海圏のために」と言われ、新潟県知事、新潟市長、財団法人環日本海経済研究所理事長などの推薦を受け、日本国外務省の了承のもとお引き受け致しました。お引き受けした以上は日本人としての誇りをもちつつ、偉大なモンゴル国と日本管轄地域との良好な関係を保つよう、最大限努力しております。
2007年7月に東京都渋谷区松涛の駐日本モンゴル国大使館でジクジット特命全権大使により認証式が行われました。名誉領事は「名誉職」で、役割はほとんどないと思っておりましたが、自国民の保護、査証の発給、そして経済・技術協力拡大など「領事」としての職務があります。その中で最も大切なのは地域内を含む経済技術協力です。
モンゴル国は美しい大自然の国であり、それと同時に目を見張るような経済発展も遂げています。現在のモンゴル国の教育、科学技術への取組はいずれ東洋のスイスのような技術大国となるものと期待しております。皆さまにモンゴル国の真の素晴らしさを知って頂き、そして気軽にモンゴル国を訪れて楽しんで頂けますよう、心より願っております。
在新潟モンゴル国名誉領事館
Honorary Consulate of Mongolia in Niigata
住所:〒950-0965 新潟市中央区新光町10-2 技術士センタービルⅠ 3階
電話:025-281-1040
FAX番号:025-281-0001
電子メール:info@mongolia-niigata.jp
ウェブサイト:www.mongolia-niigata.jp
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