渡航目的があいまいな場合は入国拒否も
- U.B. Battuguldur
- 2 days ago
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2025年5月、韓国に渡航したモンゴル国民が、空港で入国を拒否され帰国させられるケースが続いていることについて、外務大臣のB.バトツェツェグ氏が国会で説明しました。
最近、韓国への渡航者が増加する一方で、現地の入国審査でトラブルに遭うモンゴル国民も増えています。特に「ビザ申請時に申告した内容」と「入国時に話す内容」が食い違っていたり、「渡航目的を明確に説明できない」といったケースでは、韓国側が入国を認めず、空港からそのまま帰国させるという事態が発生しています。
この問題を受けて、2025年5月の国会ではダムディンソレン・アマルバヤスガラン議長が取り上げ、「時間とお金をかけてビザを取得しているにもかかわらず、入国できないのは国民の権利の問題ではないか」と質問。外務省の対応について問いました。
これに対して、外務大臣のB.バトツェツェグ氏は以下のように説明しました。
「現在、韓国側とは継続的に連絡を取り、対応を協議しています。不法滞在や虚偽申告のケースが増えているため、韓国は入国審査を厳格化しています。正しい目的を説明できない人や、事前申告と異なる行動を予定している人は、韓国の基準に合わないと判断され、入国を拒否される可能性があります。」
また、外務省はビザ申請や書類作成を支援する14社と連携しており、韓国側にも度々正式に要望を伝えているとのこと。最近の韓国国会議長の訪問時にも、この問題は話し合われました。
さらに、アマルバヤスガラン議長はこう強調しました。
「モンゴル国民がどこへ行っても、尊厳と権利が守られるべきです。私たちは海外からの訪問者を敬意をもって迎えており、他国にもモンゴル国民に対して同じ対応を求めたい。関係機関は責任を押し付け合うのではなく、連携してこの問題に取り組む必要があります。」
渡航前のポイント
韓国をはじめとした外国へ渡航する際は、以下の点に注意しましょう:
ビザ申請時の目的と一致した行動を取ること
入国審査で渡航目的をはっきりと説明できるよう準備すること
正確な情報をもとにビザを申請すること
信頼できるサポート会社を通じて手続きを進めること
Gogo.mnより
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