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モンゴル・ゴビ砂漠で“世界最大級の恐竜の爪”が発見!

  • Writer: U.B. Battuguldur
    U.B. Battuguldur
  • May 9
  • 1 min read
爪の1本(左上)にケラチンの鞘がついている化石/Kobayashi et al 2025
爪の1本(左上)にケラチンの鞘がついている化石/Kobayashi et al 2025

2025年3月、モンゴルのゴビ砂漠でとんでもなく珍しい恐竜の爪の化石が発見されました。爪の先まで完全な形で残っており、そのサイズはなんと約30センチ!これは過去に見つかった中でも最大級のもので、恐竜の研究者たちの間で大きな話題になっています。


発見されたのは「デイノニクス・ツォグトバータリ(Deinocheirus tsogtbaatar)」という新種の恐竜。モンゴルの古生物学者の名前から名付けられたこの恐竜は、ナマケモノやキリン、映画『シザーハンズ』のような、ちょっと不思議な見た目をしていたそうです。


Mongolia Walker Magazine
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特に注目されたのは、爪に“ケラチンの鞘(さや)”がついたまま発掘されたこと。この“さや”は人間の爪と同じ素材でできていて、恐竜の爪の鋭さや長さがリアルにわかる貴重な資料です。


体の大きさは約3メートル、体重は260キロほど。この爪を使って植物の枝をつかんだり、自分の身を守ったりしていたと考えられています。現代でいうと、ナマケモノが木にぶら下がるときの爪に似ているそうです。


この発見は、モンゴルの自然と恐竜の研究にとっても、大きな一歩になっています。



CNNより

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