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「シューテン・トルゴン・ズラグ」展、モンゴルの魂を映す70点の絹画が一堂に(10月21日まで) ウランバートル市ザナバザル美術館

  • 執筆者の写真: mongoliawalker
    mongoliawalker
  • 1 日前
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ウランバートル市ザナバザル美術館
ウランバートル市ザナバザル美術館

ウランバートル市ザナバザル美術館で開催中の「シューテン・トルゴン・ズラグ(聖なるシルク画)」展では、来場者たちが色鮮やかな絹の仏画作品に見入る姿が見られます。伝統絵画と工芸の粋を集めたユニークな美術展が、モンゴルの秋を彩っています。


10月15日、ウランバートル市のザナバザル財団美術館にて、モンゴルの著名な工芸美術家ウハーンザヤ・ドルジナムジン氏による個展「シューテン・トルゴン・ズラグ(聖なるシルク画)」が開幕しました。この展覧会では、古来より伝わる仏画の技法であるタンカ(仏教掛け軸絵)やシルク・アップリケを現代に甦らせた約70点の新作が展示され、その壮麗さが多くの来場者を魅了しています。


ウハーンザヤ氏は「革命以後初となる本格的なシルク画の個展」であると語り、10年以上の歳月をかけて弟子たちと制作した作品群について、「形や色彩、様式のすべてにおいて独創的で高い芸術性を追求した」と説明しています。一点一点に込められた職人の技と精神性が、作品を通じて力強く伝わります。


また、10月18日からの3日間、会場ではウハーンザヤ氏による特別講演が予定されています。水神の加護や悪霊退散といったモンゴルの伝統文化に根差したテーマが語られる見込みです。


本展は10月21日まで一般公開され、モンゴル文化の奥深さと美の伝統を国内外の観客に伝える貴重な機会となっています。

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