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私たちが作るお菓子は、価値と愛、そして幸福です


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2016年、ツァイダム・トレード社の社長 A.ソロンゴーさんは、第三子出産後の産休中に手づくりキャンディ「ブラムハン」の製造を始めた。輸入品が中心だったモンゴルの菓子市場で、「国産で、輸入に代わり、さらに海外へ輸出できる商品を作りたい」という思いから研究を重ねたという。


ソロンゴーさんは「私たちが作るお菓子は、ただのおやつではありません。価値、愛、幸福が詰まっています」と話す。オーストラリアで手づくりキャンディの技術を学び、帰国後は農業や空港建設などの大型プロジェクトにも携わってきた経歴を持つ。


事業開始当初は、車を売却したり、父親の土地や建物を担保にするなど多くの困難を経験した。4年かけて現在の形にたどり着いたという。2020年には国家の中小企業支援基金から融資を受け、生産設備の拡張に活用した。


コロナ禍では売上が7割減ったが、従業員を解雇せず、生産を止めず、オンライン販売など新たな方法を模索し続けた。


モンゴルでは年間約700億トグログ相当の菓子が輸入されており、ソロンゴーさんは、その10〜20%を国産品で置き換えることを目標としている。


「私たちのお菓子は、見た瞬間に“かわいい”。メッセージを見て“わぁ”と喜んでもらい、味わって幸せを感じてほしい」と想いを語った。



 
 
 

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