top of page


海外メディアが分析「モンゴル人力士たちが“日本の国技・相撲”で頂点に立ち続けられる理由」
ウランバートル出身の第69代横綱、白鵬翔 Photo by Tomohiro Ohsumi/Getty Images 「横綱」という存在 2021年名古屋場所の15日目、千秋楽。横綱の白鵬と大関の照ノ富士、両者とも14勝で迎えた7月18日のこの取組は、いつになく緊張感のあるものだった。照ノ富士は、10年以上続いた白鵬の一人勝ち状態の後、この古来より伝わる日本の伝統競技の新たな頂点になると考えられていた。 取組は20秒で決着がついた。36歳の白鵬は膝のけがを抱え、過去の6場所では優勝できなかったが、この引退前最後の優勝により、史上最多優勝の座につくことが確定した。 名古屋場所のすぐ後、それまで63場所で422勝をあげていた29歳の照ノ富士は、大相撲の第73代横綱に昇進した。だがもっと注目すべきことは、照ノ富士は日本列島で生まれたのではなく、モンゴルの広大な高原で生まれた5人目の横綱だということだ。ちなみに、白鵬はその2人目である。 陸に囲まれたモンゴルの人口は、わずか330万人ほどだ。しかし、年に1回、伝統的なモンゴルのスポーツであるブフ(モンゴル


【モンゴルナーダム祭】NAADAM FESTIVAL 2022
モンゴル最大のお祭りナーダム ナーダムとはモンゴルの言葉で「祭り」そのものを指します。 ナーダム祭は、モンゴルに古くから伝わる祭典の一つで、国家的行事となった1921年から革命記念日を祝うために行われるようになりました。 モンゴルを代表する3競技「競馬」「相撲」「弓」技術を競うのがナーダムです。 競馬 騎馬民族であるモンゴル人にとって、馬は何より大切な財産であり友でもあります。一番人気の競馬は、メインスタジアムから車で1時間半ほどのフイ・ドローン・ホダグ草原で行われます。レースは2歳馬、3歳馬、4歳馬、5歳馬、6歳以上、種馬の各レースが行われ、数百頭の馬が草原を駆け抜けていきます。 走る距離は馬の年齢によって違い15㎞~30㎞超ほど。特に注目が集まるレースは、幼い2歳馬のレース。2歳馬のみ、1位の馬と同様に、一番最後にゴールした馬にも「来年は一番になるんだよ!」と祝福がおくられるそうです。モンゴル人の馬に対する愛情が見てとれますね。モンゴル競馬の騎手は、6歳から12歳までの子供たちです。各レース5位までの馬には馬乳酒をかけて祝福します。 モンゴ
bottom of page









