モンゴル文化の素晴らしいのが「音楽も料理も、日本人にびっくりするくらい合う!
- mongoliawalker
- Apr 29, 2022
- 3 min read
みなさん、こんにちは!
知らない国の文化、つまり異文化と言ってもいろいろありますが、初めて触れるのは、多くの場合「音楽」または「食べ物」ではないでしょうか?
多くの場合、友達(日本人、または外国人留学生)から
「今度、〇〇という国の演奏会があるから一緒に行かない?」
「〇〇国の料理が食べられるお店があるので行ってみようよ」
と誘われて興味を持って・・・という感じで異文化に初めて触れるんじゃないかと思います。
もちろん、これはモンゴル文化についても当てはまることではありますが、
モンゴル文化の素晴らしいのが「音楽も料理も、日本人にびっくりするくらい合う!」
という事です。
私はモリンホール(馬頭琴)の演奏活動をしていますが、初めてこの楽器を聞くという方は必ず
「素敵な音色!」
という感想を持ってくださいますし、またモンゴル料理についても、みんなびっくりして
「おいしいおいしい」
と食べてくれます。
これは、残念ながらまだマイナーの域を出ていない「モンゴル」という存在を多くの日本人に知ってもらい、興味を持ってもらう上では非常にありがたい事です。
という訳でここからはモンゴル料理とモンゴル音楽についてご紹介していく訳ですが、さすがにこの2つを同時に紹介するのは無理なので、今回はモンゴル料理についてご紹介していきます!
モンゴル料理には、メインとなる食べ物が大きく分けて2つあります。それは「羊肉」と「乳製品」です。
まずは「羊肉」のほうから行きましょう!
モンゴルでは、伝統的に「家畜」と呼ばれるのは馬、牛、らくだ、羊、やぎの5種類ですが、そのうち一番よく食べるのが羊です。次によく食べるのが羊で、その次も羊で・・・というくらい、とにかく羊肉をよく食べます。
なので、モンゴルの肉料理と言えば、そのほとんどが羊料理になります。
ちなみに、
「羊肉の、あの独特の臭みがどうしてもダメ」
という日本人もいらっしゃいますが、ご安心ください!
モンゴルの羊肉は、びっくりするくらいあの「羊臭さ」がなく、羊肉が食べられないという方でも
「これ、本当に羊!?」
と驚いてパクパク食べられます。羊と言われず食べたらわからないかもしれない、というくらいです。
これからご紹介する料理は羊が苦手な方でも無理なく食べられるものですので、羊肉大好き!という方はもちろん、そうでない方も最後までお付き合いいただければ、と思います!
で、羊料理にもいくつか種類がありますが、ここでは「モンゴル料理を代表する」と私が勝手に思っている3つの料理をご紹介します!
●チャンスン・マハ

チャンスン:ゆでた
マハ:肉
という訳で、羊の肉を骨付きのまま塩ゆでにした料理です。
お皿に盛る際も切り分けて出す訳ではないので、豪快さでは間違いなくダントツでしょう。
塩のみ!というこれ以上ないシンプルな味付けで、羊肉の持つおいしさを存分に味わうことが出来ます。
●ボーズ

モンゴル肉まん。
遊牧民の家では、年末になると一家総出でこのボーズを何百個と作って、チャガンサル(モンゴルの旧正月)はこれを食べて過ごすんだとか。
モンゴル料理はどれもおいしくて甲乙つけがたいのですが、あえて言えば、私はこれが一番好きかもしれません。
●ホーショル

羊肉のミートパイ。「モンゴル版ピロシキ」なんて言う人もいます。
モンゴル人にはもちろん特に日本人にもトップレベルで大人気の一品。
「好きなモンゴル料理は?」
と聞かれて、間髪入れずこの名前を答える人も少なくありません。
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