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子どもの感情を否定しないで

―「気持ちを認める子育て」が心を育てる―


「泣くな」「怖がるな」「怒る権利はない」こうした言葉は、知らず知らずのうちに、子どもの心の世界を閉ざしてしまうことがあります。


子どもの感情を無理に押さえつけたり、無視したり、からかったり、強く叱ったりすることは、「あなたの気持ちは大切ではない」と伝えてしまう行為でもあります。


このように育った子どもは、自分の気持ちをうまく表現できず、「自分は間違っているのではないか」と自分を否定しやすくなります。その結果、大人になってから他人に好かれようと過度に努力したり、怒り・恐怖・悲しみを心の中に溜め込んでしまうことも少なくありません。


親がこうした対応をしてしまう背景には、「子どもは大人のように振る舞うべきだ」という古い価値観や、親自身が子どもの頃に感情を認めてもらえなかった経験がある場合も多いのです。その場を「静かに収める」ための行動が、長い目で見ると心に影響を残してしまいます。


大切なのは、感情を認めることと、行動を許すことは別だと理解することです。

言い換えの例

  • 「泣くな」ではなく →「悲しいんだね。何がそう感じさせたの?」

  • 「怖がるな」ではなく →「怖いと感じるのは自然なことだよ。一緒にどう乗り越えようか」

  • 「怒るな」ではなく →「怒るのは当然だね。でも、どう表現するかが大切だよ」

子どもの感情を認めることは、「あなたの内面を見ているよ」「あなたを尊重しているよ」と伝えることにほかなりません。


このように育った子どもは、大人になってから自分自身を理解し、同時に他人の感情も尊重できる、心が健康で柔軟な人へと成長していきます。

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