top of page

ウランバートル・メトロプロジェクトの建設を2026年に開始

ree

ウランバートル市の中心部の交通負荷に耐える輸送インフラを整備するための 「ウランバートル・メトロプロジェクト」 の建設工事を、2026年に開始する予定です。

市長室(НЗДТГ)の情報によると、本プロジェクトは交通量が最も多い エンフタイワン大通り に沿って計画されており、すでに FS(実現可能性調査)およびコンセプト設計 が完了しています。また、環境・社会影響評価(ESIA) は韓国の「イノジェン」社とモンゴルの「エコ・ナチュル」社が共同で実施しており、12月に完了する予定です。

ウランバートル市の東西方向の幹線(水平軸)では、1日平均347,000台の自動車 が通行しています。これにより、ピーク時には市民1人あたり1日平均3~4時間 を費やしており、労働時間の損失、燃料消費の増大、社会的ストレスなど、膨大な経済的損失をもたらしています。

この件について、ウランバートル市長の ハ.ニャムバートル 氏は次のように述べています。

「ウランバートル・メトロプロジェクトの入札を国際的に公開しました。最終選考は、事前提案を提出した27企業の間で、来月15日に実施する予定です。大規模プロジェクトの計画を国際基準に沿って組織し、資金調達を行う作業が進んでいます。また、“ウランバートル・トラムプロジェクト” の第4段階の選考も来週開始します。」

メトロが開業すれば、都市環境に良い影響を与え、大気質の改善と市民の健康保護に寄与します。

さらに、メトロ駅周辺には商業施設が整備され、都市経済への効果が高まると見込まれています。市民は、従来バスで45分かかる距離をメトロで15分で移動できるようになり、駅周辺では中小企業の支援につながる直接的な効果が期待されています。

試算によると、1駅につき平均10事業者、全駅で150〜200の中小企業 が恩恵を受ける可能性があります。また、駅周辺開発による波及効果として、約15万件の新規雇用 が創出される見込みです。



 
 
 

コメント


​モンゴルニュース

1/27
bottom of page