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モンゴルの力を世界へ、パワーリフティング界に刻まれた歴史的瞬間

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ルーマニアで行われたパワーリフティング世界選手権で、モンゴル代表選手たちが静かに、そして力強く新しい歴史を刻みました。


スクワット、ベンチプレス、デッドリフト―ただ重さを持ち上げるだけではない、この競技の奥深さと選手たちの精神力が光った大会でした。


今年の大会で特筆すべきは、T・サイフォラ選手(-120kg級)とS・ムンホズル選手(84kg級)が、モンゴル史上初めて「トータル(合計)」でメダルを獲得したこと。

これは単なる表彰ではなく、モンゴルのパワーリフティング界に新たな扉を開いた象徴的な成果です。


サイフォラ選手は、スクワット440kg、デッドリフト360kgという圧巻の記録で銅メダルを獲得しました。

一方、ムンホズル選手は、スクワット252.5kg、デッドリフト232.5kgを成功させ、見事銀メダル。

どちらも、体重級を超えた「人間の限界」と向き合う競技の魅力を存分に見せてくれました。


また、59kg級のE・ナンザドルジ選手も、スクワット245kg、ベンチプレス170kgで銅メダルを獲得し、こちらも見逃せません。

モンゴルの若き力が確実に世界に届き始めています。


それぞれの選手の背後には、名誉監督D・バットゥルグル氏の存在があります。

日々の鍛錬と精神的支えが、今回の大きな成果を生み出したことは間違いありません。


今回のメダルラッシュは、単なる「結果」ではなく、

モンゴルのスポーツが世界基準のレベルに近づいていることを示す象徴的な出来事です。


選手たちの挑戦は続きます。

次の大会では、もっと多くのモンゴルの旗が世界の舞台で掲げられることでしょう。

彼らの活躍を追いかける楽しみが、またひとつ増えました。

 
 
 

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