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大草原、誕生したチンギス・ハン


1206年 ― ひとつになった草原、誕生したチンギス・ハン


風が強く吹く草原。

かつてのモンゴルは、たくさんの遊牧民の部族が分かれて暮らし、互いに争い続けていました。

同じ草原に生きながら、信じられるのは自分の部族だけ。

それが当たり前の時代でした。


そんな中、ひとりの男が静かに力を伸ばしていきます。

彼の名はテムジン。

決して最初から大きな勢力を持っていたわけではありませんでした。


しかしテムジンは、強さだけでなく「仲間をまとめる力」を持っていました。

草原の戦士たちは彼のもとへ集まり、次第に周囲の有力部族までもが服属していきます。

分裂していた草原が、少しずつ一つにまとまり始めました。


そしてついに1206年。

大集会(クリルタイ)が開かれます。

この場でテムジンは、全モンゴルを導く支配者(ハン)として推薦されました。


その瞬間、テムジンは新たな名を名乗ります。


「チンギス・ハン」


草原を統一したその一歩から、後に世界へ大きな影響を与える

モンゴル帝国の歴史が始まったのです。




 
 
 

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